[四国八十八ヶ所霊場・第50番札所・東山繁多寺]
(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(住所)愛媛県松山市畑寺町32
(電話番号)089-975-0910
(御詠歌)よろずこそ、はんたなりとも、おこたらず、しょびょうなかれと、のぞみいのれよ
天平勝宝年間、孝謙天皇の勅願により、行基菩薩が座像三尺の薬師如来を刻み、それを御本尊として開基しました。
のち弘仁年間、弘法大師が留錫して修行され、現在の山号、寺号を名付けられ四国霊場50番札所と定められました。
それ以来、寺運は衰退し、境内や伽藍はさびれるにまかせていたのを源頼義が再興し、 弘安2年には御宇多天皇の勅命を奉じて聞月上人が、このお寺でその祈祷を行っています。
また、時宗の一遍上人もお寺に留錫し、修行されたといいます。