[四国八十八ヶ所霊場・第78番札所・仏光山郷照寺]
(御本尊)阿弥陀如来
(御本尊の真言)おん、あみりた、ていせい、からうん
(住所)香川県綾歌郡宇多津町1435
(電話番号)0877-49-0710
(御詠歌)おどりはね、ねんぶつ申す、道場寺、ひょうしをそろへ、かねをうつなり
神亀2年(725)行基菩薩が開創し、一尺八寸の阿弥陀如来を刻んで御本尊として安置、仏光山道場寺と命名しました。
その後大同2年(807)来錫した弘法大師は、当寺領に瑞霊を感得、真言密教有縁の地なりとして当寺を四国第78番札所と定められました。
さらに正応元年(1288)来錫した一遍上人は、一遍流の法門による光明を大衆に与えたことにより踊り念仏する念仏道場になりました。
と共に、それまでの真言宗を一遍上人の時宗に改宗しました。
なお、このとき、寺号が第77番札所の道隆寺と誤りやすいため、郷照寺と改号されています。
この時宗なる宗派は四国霊場唯一のものです。