[四国八十八ヶ所霊場・第48番札所・清瀧山西林寺]
(御本尊)十一観世音菩薩
(御本尊の真言)おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
(住所)愛媛県松山市高井町1007
(電話番号)089-975-0319
(御詠歌)みだぶつの、世界をたずね、ゆきたくば、西の林の、寺にまいれよ
天平13年(741)西国を行脚中の行基菩薩がこの地に錫を留められ、伊予の国司である越智宿弥玉純と語りあって、 徳威の里に一寺を創建し、十一観世音菩薩を刻んで御本尊としたのがはじまりです。
それから約60年後の大同2年(807)四国を巡錫中の弘法大師がこの寺に留錫され、 国司の越智宿弥実勝と共に徳威の里の寺を現在地に移して四国霊場48番札所に定め国家安泰を祈願する道場とされました。
西林寺の西南150メートルに大師遺跡の奥の院があり、大師が、干ばつで苦しんでいた農民を救ったという故事があります。