[四国八十八ヶ所霊場・第46番札所・医王山浄瑠璃寺]
(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(住所)愛媛県松山市浄瑠璃町282
(電話番号)089-963-0279
(御詠歌)ごくらくの、じょうるり世界、たくらえば、うくる苦楽は、むくいならまじ
和銅元年(708)行基菩薩が奈良の大仏開眼に先立だち仏教布宣のため伊予に来られたとき 当地に立ち寄りました。
行基はこの地が仏法流布の適地であると感得し伽藍を建立しました。
そして自ら薬師如来を刻んで御本尊とし、さらに日光、月光の諸菩薩を刻んで祀り、 薬師如来の居られる浄瑠璃浄土の名にちなんで寺号とされました。
のち、大同2年(807)弘法大師が来錫して堂宇を増建、再興したのち四国霊場の46番札所と定められました。
寺の境内には、一つの願い事をかなえてくれるという一願弁天さんを祀っています。
また境内には、「永き日や、衛門三郎、浄瑠璃寺」という正岡子規の句碑があります。