[四国八十八ヶ所霊場・第35番札所・医王山清滝寺]
(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(住所)高知県土佐市高岡町丁568-1
(電話番号)088-852-0316
(御詠歌)澄む水を、汲めば心の清滝寺、波の花散る、岩の羽衣
養老7年(723)巡錫中の行基菩薩がこの地に霊気を感じ、薬師如来を刻んで御本尊として景山密院、釈本寺と名付けて開基したのがはじまりです。
その後の弘仁年間、当山の留錫した弘法大師は、お寺の北方三百メートルの岩上に壇を築き、七日間の修法を行い、 その満願の日に金剛杖で壇前を突くと清水が湧き出て滝となり、溢れて鏡のような池ができました。
そこで大師は、閼伽井権現、龍王権現を勧請しそれまでの寺号を現在のものに改められ、四国35番札所と定められました。