[四国八十八ヶ所霊場・第30番札所・百々山善楽寺]
(御本尊)阿弥陀如来
(御本尊の真言)おん、あみりた、ていぜい、からうん
(住所)高知県高知市一宮しなね2丁目23-11
(電話番号)088-846-4141
(御詠歌)人多く、たちあつまれる、いちのみや、むかしもいまも、さかえぬるかな
初め、土佐の一之宮の別当寺に、善楽寺と神宮寺がありましたが明治初年の神仏分離令によって両寺とも廃されました。
のち、安楽寺が一之宮の本地仏、阿弥陀如来を祀って30番札所を名乗り、 さらに昭和4年に善楽寺が再興されて30番札所を名乗ったがため、一時は札所間に争いが生じましたが、 弘法大師1150年の大法会を機に協定が結ばれました。
それによりますと、善楽寺が四国30番霊場の開創ということになり、 納経・御影などを統一して30番札所を名乗ることになりました。
なお、安楽寺は従来の札所番号を返納して、30番札所の奥の院となりました。