[四国八十八ヶ所霊場・第21番札所・舎心山太龍寺]
(御本尊)虚空蔵菩薩
(御本尊の真言)のぅぼぅ、あきゃしゃきゃらばや、おん、ありきゃまり、ぼり、そわか
(住所)徳島県阿南市加茂町龍山2
(電話番号)08846-2-2021
(御詠歌)太龍の、常にすむぞや、げに岩屋、舎心聞持は、守護のためなり
延暦12年(793)桓武天皇の勅命により、弘法大師が開基したお寺です。
御本尊の虚空蔵菩薩も大師の作です。
大師十九歳のとき太龍ヶ嶽によじ登られ、南舎心嶽で「救聞持法」を修められた、 とその著書「三教指帰」に記録されています。
太龍寺は四国山脈の西南端に位置し、海抜六百メートルの山頂近く、巨杉に囲まれた霊域です。
山号の由来は舎心の霊蹟にちなんで舎心山と号し、寺号は救聞持法の修行中の大師を守護した大龍「龍神守護」 の意から生じたもので太龍寺と命名されました。
太龍寺は俗称を『西の高野』といわれているとおり、広大な寺領全域を千余年の樹齢を算する巨杉が覆っている スケールの壮大なお寺です。
※太龍寺ロープウエイを利用します。